SOLD OUT
*黒川創『「日本語」の文学が生まれた場所』刊行に合わせて、本書で紹介した作家の作品が掲載されたアンソロジー『〈外地〉の日本語文学選』の販売をいたします。本書でしか読めない作品も多く掲載されています!
* * * * * * * * *
体裁:四六判・上製・カバー装・364頁
価格:本体3,689円+税
刊行:1996年1月31日刊行
版元:新宿書房
ISBN 978-4-88008-214-1 C0093
* * * * * * * * *
【書籍概要】
植民地の苦悩から生まれた非「国語」としての文学への細い道すじ
多元的な「日本語」文学
第二次世界大戦の敗戦まで、日本統治下の植民地とされていた「外地」を舞台とした作品のアンソロジー。第一巻は、南方・南洋を描いた中島敦、高見順らの小説のほか、台湾を舞台とした佐藤春夫「魔鳥」、戦後も活躍した邱永漢「密入国者の手記」など全14作品を掲載。
【目次】
はじめに
Ⅰ 南方・南洋
どんげん/森三千代
マリヤン/中島敦
ノーカナのこと/高見順
Ⅱ 台湾
魔鳥/佐藤春夫
新聞配達夫/楊逵
霧の蕃社/中村地平
『七娘媽生』より/黄氏鳳姿
芸妲の家/張文環
春秋/坂口䙥子
邂逅/龍瑛宗
風水/呂赫若
奔流/王昶雄
隣人/坂口䙥子
密入国者の手記/邱永漢
解説 多面体の鏡/黒川創
著者と作品について/黒川創
台湾および南方・南洋の「日本語」文学関連年表
参考地図
【編者略歴】
黒川 創(くろかわ・そう)
作家。1961年京都市生まれ。同志社大学文学部卒業。1999年、初の小説『若冲の目』刊行。2008年『かもめの日』で読売文学賞、13年刊『国境[完全版]』で伊藤整文学賞(評論部門)、14年刊『京都』で毎日出版文化賞、18年刊『鶴見俊輔伝』で大佛次郎賞を受賞。主な作品に『もどろき』、『イカロスの森』、『暗殺者たち』、『岩場の上から』、『暗い林を抜けて』、『ウィーン近郊』、『彼女のことを知っている』、『旅する少年』、評論に『きれいな風貌 西村伊作伝』、『鴎外と漱石のあいだで 日本語の文学が生まれる場所』『世界を文学でどう描けるか』、編著書に『鶴見俊輔コレクション』(全4巻)などがある。
【ジャンル】文学全集/アンソロジー/文芸
※本書についての著作権管理は図書出版みぎわで行なっていますので、ご用の際はご連絡ください